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左翼小児病(読み)サヨクショウニビョウ

大辞林 第三版の解説

さよくしょうにびょう【左翼小児病】

〔レーニン著「共産主義における左翼小児病」から〕
左翼運動で、現実の客観情勢を無視して、物事を観念的・公式的に判断し、過激な言辞・行動をとる傾向。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

左翼小児病
さよくしょうにびょう

レーニンがその著書『共産主義における〈左翼〉小児病』(1920)で用いて以来一般化した、社会主義運動における極左主義的な態度に対する比喩(ひゆ)的な呼び方。とくに、いっさいの妥協・同盟政策の拒否、ブルジョア議会内での闘争や右翼的労働組合における活動の否定などに示されるように、大衆の組織化のために柔軟で粘り強い活動を行わずに、表面的に理解されたマルクス主義の原則を公式的に振りかざして「革命的」にふるまおうとする態度の未熟性をさす。こういった態度により、マルクス主義政党と一般大衆の結合が弱まり、革命勢力が一般大衆から遊離してしまう危険性がある。[池田光義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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