極左冒険主義(読み)きょくさぼうけんしゅぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

極左冒険主義
きょくさぼうけんしゅぎ

社会革命を成功させる客観的諸条件の分析を行うことなく,また大衆の支持を獲得する努力もせずに,やみくもに暴力的革命行動を起すことを批判する用語として用いられる。レーニンパンフレット共産主義における「左翼」小児病』 (1920) において,このような革命的急進主義を共産主義の若さゆえに発生する偏向として批判した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

極左冒険主義【きょくさぼうけんしゅぎ】

革命をめざす運動,特に共産主義運動のなかで,客観情勢を無視して運動の目的の実現にかける立場を内部から非難する用語。1920年レーニントロツキーを批判した小冊子の名に由来する〈左翼小児病〉の語も同義。これに対し,批判された方は他方を〈右翼日和見(ひよりみ)主義〉と攻撃する。
→関連項目一揆主義トロツキズム日本共産党

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ビル風

高層建築物の周辺でみられる、建物による風の乱れをいう。風向の変化のほかに風速の強弱によって表される。一般には、高層ビルの周辺で吹く強い風をさすことが多い。 風の強くなる場合として次の三つがある。(1)...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android