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已講 イコウ

デジタル大辞泉の解説

い‐こう【×已講】

南都三会(さんえ)の講師を勤めあげた僧。天台宗では、法華大会の講師を勤めた者をもいう。
興福寺の一乗院および大乗院の僧職の名。
浄土宗西山派の学階の一。

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大辞林 第三版の解説

いこう【已講】

〔「三会已講師さんえいこうし」の略〕
僧の役職名。平安初期以降の南都諸大寺の僧で、宮中の御斎会・興福寺維摩会ゆいまえ・薬師寺最勝会の三法会の講師を勤め上げた者。
近世、浄土宗西山派・天台宗などで僧の学問上の階位の一つ。

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世界大百科事典内の已講の言及

【僧綱補任】より

…推古32年(624),天武2年(673),文武2‐永治2年(698‐1142)の僧綱に補任された僧の名,初任,昇進,略伝,入滅などを編年体で記す。承和1年(834)以降の記述には僧綱任命と密接な資格となる已講(いこう)(南都三会の講師をつとめた僧。のち天台三会にもいう)に関連する興福寺維摩会(ゆいまえ)講師名を記し,のちには他の已講にかかわる法会の講師名,さらにこれに準ずる最勝寺灌頂(かんぢよう)などのことを記している。…

※「已講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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