巻式(読み)カンシキ

デジタル大辞泉 「巻式」の意味・読み・例文・類語

かん‐しき〔クワン‐〕【巻式】

連歌俳諧で、一巻に収める句数によって定められた形式歌仙百韻千句など。

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精選版 日本国語大辞典 「巻式」の意味・読み・例文・類語

かん‐しきクヮン‥【巻式】

  1. 〘 名詞 〙 連俳一巻を成就する形式。はじめは、連歌の懐紙の法または懐紙式に対して、俳諧の法式をいったが、江戸時代には、双方ともいうようになった。百韻、五十韻、千句、万句、歌仙・四十四、源氏米字半歌仙長歌行短歌行首尾表合、箙、表白、裏白、三つ物などがある。

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