千句(読み)センク

デジタル大辞泉の解説

せん‐く【千句】

千の語句。転じて、多くの言葉。「千句を費やしてもなお言い尽くせない」「千句一言」
連歌や俳諧で、百韻を十巻(とまき)、すなわち千の句を続けて詠んだもの。千句全般にわたって指し合い・去り嫌いの規定が適用される。→十百韻(とっぴゃくいん)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せんく【千句】

千の語句。
連歌や俳諧はいかいで百韻を一〇巻続けたもの。「千句に一句物」など、千句全体に関わる規定があるため、十百韻とつぴやくいんとは区別する。
[句項目] 千句に一句

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の千句の言及

【百韻】より

…連歌ははじめ2句の唱和からしだいに連続する句数が増えていったが,1200年前後に100句の形式が成立したらしい(現存資料では《明月記》正治2年(1200)9月20日の記事がもっとも古い)。13世紀以後,連歌の基本的形式となり,これを10かさねて千句,千句を10かさねて万句という型式も生まれた。江戸初期の貞門,談林時代の俳諧は百韻の形式によって連句を制作したが,蕉門が確立するに従って〈歌仙〉形式に移行するに至った。…

※「千句」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

4低男子

女性が結婚相手に望む理想の男性像の一つ。「4低」は、女性に対して威圧的な態度を取らない「低姿勢」、家事や子育てを分担して妻に依存しない「低依存」、堅実な仕事に就きリストラに遭うリスクが少ない「低リスク...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

千句の関連情報