平ヶ岳(読み)ヒラガタケ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「平ヶ岳」の意味・わかりやすい解説

平ヶ岳
ひらがたけ

新潟と群馬の県境をなす山。標高2141メートル。山体は斑状花崗(はんじょうかこう)岩や石英閃緑(せんりょく)岩から構成されており、山名は頂上のなだらかな草原池塘(ちとう)群に由来し、氷河期の貴重な動植物の残る自然の宝庫とされている。第二次世界大戦前までは登山者が少なかったが、銀山平(ぎんざんだいら)の開発が進んだ1965年(昭和40)ころから、鷹ノ巣(たかのす)から頂上まで6時間半の登山路が開かれた。

[山崎久雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「平ヶ岳」の解説

平ヶ岳

(群馬県利根郡みなかみ町・新潟県魚沼市)
ぐんま百名山指定の観光名所。

平ヶ岳

(群馬県・新潟県)
日本百名山」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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