卓袱台(読み)チャブダイ

デジタル大辞泉 「卓袱台」の意味・読み・例文・類語

ちゃぶ‐だい【×袱台】

《「ちゃぶ」は「卓袱」の中国音からという》和室で用いる、足の短い食卓
[類語]テーブル食卓飯台デスク

しっぽく‐だい【×袱台】

卓袱しっぽく1」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「卓袱台」の意味・読み・例文・類語

ちゃぶ‐だい【卓袱台】

〘名〙 短い四足のある食事用の台。足の低い食卓。飯台。ちゃぼだい。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「食机(チャブダイ)の縁を匕でたたいたばかり」

しっぽく‐だい【卓袱台】

〘名〙 高さ一メートルほどの朱漆で塗った中国風の食卓。しっぽく。しっぽこだい。
洒落本大抵御覧(1779)「唐和の卓子台(シッホクタイ)四つ足の数に入らず」

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食器・調理器具がわかる辞典 「卓袱台」の解説

ちゃぶだい【卓袱台】

和室などで床に座って用いる、短い脚のついた木製の食卓。正方形長方形円形があり、折り畳み式のものが多い。◇明治時代から普及した。それ以前は1人用の箱膳が一般的であった。「ちゃぶ」は、「卓袱(しっぽく)」の中国語の音からとされる。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「卓袱台」の解説

ちゃぶだい【卓袱台】

和室で用いる、食事用の4脚の座卓。明治時代に使われ始め、のちに普及。甲板(こういた)の形は正方形・長方形・円形があり、脚を折りたためるものが多い。

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