康済(読み)こう(かう)さい

普及版 字通 「康済」の読み・字形・画数・意味

【康済】こう(かう)さい

やすんじたすける。〔書、仲之命〕乃(なんぢ)の績(つ)む攸(ところ)を懋(つと)め、乃の四に睦(むつ)み、以て王室(まも)り、以て兄弟を和し、小民を康濟せよ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「康済」の解説

康済 こうさい

828-899 平安時代前期の僧。
天長5年生まれ。天台宗比叡(ひえい)山で光定(こうじょう)にまなび,円珍に灌頂(かんじょう)をうける。寛平(かんぴょう)6年天台座主(ざす)と園城寺(おんじょうじ)長吏をかねる。内供奉(ないぐぶ)十禅師,維摩会(ゆいまえ)講師をつとめた。権(ごんの)律師昌泰(しょうたい)2年2月8日死去。72歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。俗姓は紀。号は蓮華房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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