弱竹(読み)ナヨタケ

デジタル大辞泉 「弱竹」の意味・読み・例文・類語

なよ‐たけ【弱竹】

《「なよだけ」とも》細くてしなやかな竹。また、女竹めだけ別名とも。なゆたけ。
「―の繁れる宿にまとゐしてただ世にそへむ数は知るやは」〈宇津保・沖つ白浪〉
[補説]作品名別項。→なよたけ
[類語]若竹青竹孟宗竹真竹寒竹篠竹熊笹

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弱竹」の意味・読み・例文・類語

なよ‐たけ【弱竹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なよだけ」とも ) 細くしなやかな竹。なよなよとした竹。若竹。なゆたけ。また、「めだけ(女竹)」の別名ともいう。
    1. [初出の実例]「名を三室戸斎部のあきたをよびてつけさす。あきた、なよ竹のかぐや姫とつけつ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む