御宴(読み)ギョエン

デジタル大辞泉 「御宴」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐えん【御宴】

皇室貴人の催す宴会
相手を敬って、その人が催す宴会をいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「御宴」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐えん【御宴】

  1. 〘 名詞 〙 天皇皇族が開く宴会。また、貴人などを敬って、その開く宴会をいう語。
    1. [初出の実例]「廿五日御宴、天皇誉忠誠之至」(出典続日本紀‐天平八年(736)一一月丙戌)
    2. [その他の文献]〔黄庚‐宮詞〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「御宴」の解説

ぎょえん【御宴】

佐賀日本酒。酒名は、明治天皇行幸の際に下賜されたもの。芳醇タイプの本醸造酒などがある。蔵元の「吉武酒造場」は明治20年(1887)創業所在地は佐賀市川副町大字犬井道。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

普及版 字通 「御宴」の読み・字形・画数・意味

【御宴】ぎよえん

賜宴

字通「御」の項目を見る

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