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御座します オワシマス

デジタル大辞泉の解説

おわしま・す〔おはします〕【座します】

[動サ四]《「おおまします」の音変化。「おわす」よりさらに敬意が高い》
ある」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。
「東の五条に大后(おほきさい)の宮―・しける西の対に」〈伊勢・四〉
ものの所有者を敬って、そのものがあるの意を表す。おありである。
「さるべき契(ちぎり)こそ―・しけめ」〈桐壺
行く」の尊敬語。いらっしゃる。
「惟喬(これたか)のみこ、例の狩しに―・す供に」〈伊勢・八三〉
来る」の尊敬語。いらっしゃる。
「さてよく弾きとり給ひてむほどに、宮は―・しなむ」〈宇津保・楼上上〉
(補助動詞)…てある、…ているの意の尊敬語。…ていらっしゃる。
「上も御涙のひまなく流れ―・すを」〈・桐壺〉

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大辞林 第三版の解説

おわします【御座します】

( 動四 )
「ある」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいで遊ばす。おありになる。 「東の五条に大后おおきさいの宮-・しける、西の対に住む人ありけり/伊勢 4
この世にいる、生きている意の尊敬語。御在世である。 「同じ宮、-・しける時、亭子院にすみ給ひけり/大和 72
「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいで遊ばす。 「仁和のみかど、…ふるの滝御覧ぜむとて-・しける道に/古今 秋上詞
(補助動詞)
動詞の連用形、またはそれに助詞「て」の付いたものに付いて、「てある」「ている」「ていく」「てくる」などの意を敬っていうのに用いる。…ていらっしゃる。…ておいで遊ばす。 「帝、春宮の御才かしこく、すぐれ-・す/源氏 花宴
使役の助動詞「す」「さす」とともに用いて、特に敬意を強く言い表す。 「上も聞しめして興ぜさせ-・しつ/枕草子 137
形容詞・形容動詞の連用形、体言に断定の助動詞「なり」の連用形「に」の付いたもの、または、それらに助詞「て」の付いたものに付いて、叙述の意を添える「ある」「いる」の意の尊敬語として用いられる。…て(で)いらっしゃる。 「広きおほむめぐみの陰かげ筑波山のふもとよりもしげく-・して/古今 仮名序」 「仁和のみかど、みこに-・しける時/古今 秋上詞」 〔「おわします」は「おわす」よりさらに高い敬意を表す。中古では、一般に帝・后・院・東宮などの動作・状態を高い敬意をもって表すのに用いられる〕

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