御座岬(読み)ござみさき

精選版 日本国語大辞典 「御座岬」の意味・読み・例文・類語

ござ‐みさき【御座岬】

三重県志摩半島南部、先志摩半島西端の岬。英虞(あご)湾を熊野灘から区切る。安乗(あのり)崎、大王崎とともに「志摩の三崎」と呼ばれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「御座岬」の意味・わかりやすい解説

御座岬
ござみさき

三重県中東部、志摩半島英虞湾(あごわん)の入口にある岬。志摩市に属する。英虞湾を抱えるように伸びる先志摩(さきしま)半島の先端にあたる。岬は標高96メートルの黒森とよぶ急峻(きゅうしゅん)な小山で、海岸は絶壁をなし、岬へ達するのは困難であるが、南に太平洋荒波を、北に養殖筏(いかだ)の浮かぶ内海を望む景勝の地で、周辺の荒磯(あらいそ)は海釣りのメッカ。岬の東2キロメートルの英虞湾側に御座集落があり、中間の御座白浜海岸は海水浴サーフィンの客でにぎわう。

[伊藤達雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android