御座岬(読み)ござみさき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「御座岬」の意味・わかりやすい解説

御座岬
ござみさき

三重県中東部、志摩半島英虞湾(あごわん)の入口にある岬。志摩市に属する。英虞湾を抱えるように伸びる先志摩(さきしま)半島の先端にあたる。岬は標高96メートルの黒森とよぶ急峻(きゅうしゅん)な小山で、海岸は絶壁をなし、岬へ達するのは困難であるが、南に太平洋荒波を、北に養殖筏(いかだ)の浮かぶ内海を望む景勝の地で、周辺の荒磯(あらいそ)は海釣りの名所。岬の東2キロメートルの英虞湾側に御座集落があり、中間の御座白浜海岸は海水浴サーフィンの客でにぎわう。

[伊藤達雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む