デジタル大辞泉 「御題」の意味・読み・例文・類語 お‐だい【▽御題】 1 新年の宮中行事「歌御会始め」に天皇が出す題。勅題。御題ぎょだい。2 詩歌や川柳2、落語の三題噺さんだいばなし、謎掛けなどの題の美化語。「今週のお題は雪見」[補説]1はかつて「御題(ぎょだい)」といっていたが、昭和38年(1963)に「お題」と改められた。 ぎょ‐だい【御題】 1 天皇の書いた題字。2 天皇が出した詩文の題。勅題。→お題 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御題」の意味・読み・例文・類語 ぎょ‐だい【御題】 〘 名詞 〙① 天皇がみずからお書きになった題字。天子親筆の題字。〔杜甫‐八哀詩・鄭虔〕② 天皇が出す詩歌、文章などの題目。特に、新年の歌御会始(うたごかいはじめ)の題目をさすことが多い。勅題。[初出の実例]「式部のつかさのこころみの題をなずらへて御だい給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)[その他の文献]〔張‐宴鮒馬宅詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例