御題(読み)オダイ

デジタル大辞泉 「御題」の意味・読み・例文・類語

お‐だい【御題】

新年の宮中行事「歌御会始め」に天皇が出す題。勅題御題ぎょだい
詩歌川柳2落語三題噺さんだいばなし謎掛けなどの題の美化語。「今週のお題雪見
[補説]1はかつて「御題(ぎょだい)」といっていたが、昭和38年(1963)に「お題」と改められた。

ぎょ‐だい【御題】

天皇の書いた題字
天皇が出した詩文の題。勅題。→お題

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精選版 日本国語大辞典 「御題」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐だい【御題】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇がみずからお書きになった題字。天子親筆の題字。〔杜甫‐八哀詩・鄭虔〕
  3. 天皇が出す詩歌、文章などの題目。特に、新年の歌御会始(うたごかいはじめ)の題目をさすことが多い。勅題。
    1. [初出の実例]「式部のつかさのこころみの題をなずらへて御だい給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)
    2. [その他の文献]〔張‐宴鮒馬宅詩〕

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