精選版 日本国語大辞典 「徹骨」の意味・読み・例文・類語 てっ‐こつ【徹骨】 〘 名詞 〙 骨までとおること。また比喩的に、物事の底の底まで達すること。[初出の実例]「徹骨(テッコツ)の恨を飲むで、怏々と弓を韔(ふくろ)に納めてゐる所へ」(出典:青葡萄(1895)〈尾崎紅葉〉一)「世々徹骨(テッコツ)の習慣を成して動かす可らざる其趣は」(出典:福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉一六)[その他の文献]〔劉禹錫‐西山蘭若試茶歌〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「徹骨」の読み・字形・画数・意味 【徹骨】てつこつ 骨にまでとおる。唐・劉禹錫〔西山の蘭若(らんじゃく)(寺)にて茶を試みる歌〕詩 悠揚をきて、宿(しゅくてい)(二日酔い)散じ 峭骨に徹(とほ)りて、煩襟(はんきん)(思いなずむ心)開く字通「徹」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報