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忍びの者 シノビノモノ

デジタル大辞泉プラスの解説

忍びの者

1962年公開の日本映画。監督:山本薩夫、原作:村山知義、脚色:高岩肇。出演:市川雷蔵藤村志保、浦路洋子、藤原礼子、真城千都世、岸田今日子伊藤雄之助ほか。第17回毎日映画コンクール女優助演賞(岸田今日子)、第13回ブルーリボン賞助演男優賞(伊藤雄之助)受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

しのびのもの【忍びの者】

日本映画。最後の時代劇スターといわれる市川雷蔵の最初のシリーズで,1962年の《忍び》から66年の《新書・忍びの者》まで,計8本がつくられ,勝新太郎の《座頭市》シリーズとともに大映の屋台骨になった。いずれも戦国時代が舞台で,史実に取材し,歴史の裏面で暗躍した忍者たちの姿を実録ふうに描く。山本薩夫監督による第1作は,伊賀の下忍(げにん)(下級の忍者)石川五右衛門を主人公に,織田信長の命を狙う忍者たちの活動を実証的リアリズムで描き,忍者の掟と人間らしい愛との相克に苦悩する主人公をとおして,組織の非情さ,政治の非人間性を浮彫りにした。

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世界大百科事典内の忍びの者の言及

【山本薩夫】より

…野間宏原作)をつくり,55年に設立した山本プロでは全国農村映画協会作品《荷車の歌》(1959),日教組を財政的なバックとした《人間の壁》(1959)をつくるなど,精力的な仕事をつづけた。62年に〈レッドパージ〉が時効となり,大映で《忍びの者》(1962。村山知義原作)と《傷だらけの山河》(1964),日活で《戦争と人間》三部作(1970‐73。…

※「忍びの者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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