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忠臣蔵映画 ちゅうしんぐらえいが

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうしんぐらえいが【忠臣蔵映画】

かつて映画界には〈ヒット作の企画に困れば忠臣蔵〉という言い方があったほど,忠臣蔵映画は,つくれば必ず大ヒットするドル箱とされてきた。これは明らかに〈忠臣蔵〉が国民的人気をもつゆえであるが,登場人物が多彩で,しかも人物それぞれ見せ場のあることから,各映画会社のスターの〈顔見世番組〉,いわゆるオールスター作品としてふさわしいとされたことも見逃せない。そして,オールスター大作としての忠臣蔵映画を製作できるかどうかは,映画会社の盛衰を示すバロメーターともみなされ,各社は正月と盆の稼ぎ時のほかに,さまざまな記念作品として忠臣蔵映画をつくった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の忠臣蔵映画の言及

【牧野省三】より

…さらには監督の松田定次(さだつぐ)(1906‐ )も省三の子(茶屋・滝の家の女将との子)として知られる。 牧野省三がもっとも情熱を注いだ作品は《忠臣蔵》で(計6本撮っている),日本映画の一つのジャンルとすらなった〈忠臣蔵映画〉の流れをつくったのも牧野省三の功績であり,松之助が浅野内匠頭,大石内蔵助,清水一角の三役を演じた初の長編《忠臣蔵》(1910‐12)をはじめ,省三が日活から独立して牧野教育映画撮影所で撮った最初の長編映画《実録忠臣蔵》(1922)は,〈歌舞伎型から写真劇への脱皮〉によって時代劇革新の第一歩を踏み出したと評価される(田中純一郎《日本映画発達史》)。そして,1928年,みずからの生誕50年記念映画として〈畢生(ひつせい)の大作〉と自負した《忠魂義烈・実録忠臣蔵》が一部焼失して不完全なまま公開され,ヒットはしたものの,これを最後に第一線から退き,翌29年9月に病死した。…

※「忠臣蔵映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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