急迫(読み)キュウハク

精選版 日本国語大辞典 「急迫」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐はくキフ‥【急迫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 物事の進みぐあいがあわただしいこと。状況がさしせまっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「只大事大事と思ひ詰て居る心なれば、自然に自堕落にはせられぬ、急迫に有ふ筈が無ぞ」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))
    2. 「事情甚だ急迫なるを以て、遂に我将官は已むを得ず兵を率て入城せざるべからざるに至れり」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判二)
  3. 敵などが急速に迫ってくること。
    1. [初出の実例]「背の高い、眼の丸い、鼻の尖った男が、例の伝導師の味方になって、大に婦人を急迫(キフハク)する」(出典:欧米印象記(1910)〈中村春雨〉大西洋航海日誌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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