恋敵(読み)コイガタキ

デジタル大辞泉 「恋敵」の意味・読み・例文・類語

こい‐がたき〔こひ‐〕【恋敵】

恋の競争相手。自分が恋する人に、同様に恋している人。
[補説]作品名別項。→恋敵
[類語]相手かたきライバル好敵手仇敵難敵宿敵敵方敵手怨敵大敵強敵天敵外敵政敵論敵・競争相手・対戦相手・碁敵ごがたき商売敵獅子身中の虫

こいがたき【恋敵】[戯曲]

《原題The Rivalsシェリダンの処女戯曲。5幕。1775年初演の恋愛喜劇。

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精選版 日本国語大辞典 「恋敵」の意味・読み・例文・類語

こい‐がたきこひ‥【恋敵】

  1. 〘 名詞 〙 恋の競争者。自分の恋愛を妨げ、または奪おうとする人。恋のかたき。
    1. [初出の実例]「死にしとかこのごろ聞きぬ 恋(コヒ)がたき 才あまりある男なりしが」(出典一握の砂(1910)〈石川啄木〉忘れがたき人人)

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世界大百科事典(旧版)内の恋敵の言及

【シェリダン】より

…アイルランドのダブリン生れ。滑稽な恋愛騒動を描いた喜劇《恋敵》(1775)によって若くして劇壇に登場。社交界の偽善を批判した喜劇《悪口学校》(1777)で好評を得た。…

※「恋敵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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