デジタル大辞泉 「悠」の意味・読み・例文・類語 ゆう【悠】[漢字項目] [常用漢字] [音]ユウ(イウ)(呉)(漢) [訓]はるか1 時間的・空間的に、どこまでも続くさま。はるか。「悠遠・悠久」2 気分がゆったりしているさま。「悠然・悠長・悠揚・悠悠自適」[名のり]ちか・ひさ・ひさし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「悠」の読み・字形・画数・意味 悠常用漢字 11画 [字音] ユウ(イウ)[字訓] おもう・うれえる・はるか・ゆるやか[説文解字] [字形] 形声声符は攸(ゆう)。攸は人の背後に水をかけて滌(あら)い、身を清めること、みそぎをいう。そのみそぎを終えたすがすがしい心情を悠という。〔説文〕十下に「憂ふるなり」、〔爾雅、釈詁〕に「思ふなり」とするのは、〔詩、小雅、十月之交〕「悠悠たる我が里(うれひ)」の〔伝〕に「悠悠は憂ふるなり」とする訓を承けるもので、字の本義ではない。攸・修・滌はみなみそぎに関する字、修は修潔、滌は洗滌(せんでき)、悠は悠揚の意から悠久・悠遠の意ともなる。[訓義]1. おもう、おもいのどやか、のどやか。2. うれえる、いたむ、かなしむ。3. はるか、ながい、とおい、ゆるやか。[古辞書の訓]〔名義抄〕悠 トホシ・ハルカナリ/悠々 ―トカスカナリ・オモフラム・カナシ・カスカナリ・オボユ・ウレシ・ヒロメク・オホキナリ・オホキナ(ル)カナ・オホキナ(ル)ホヤ[語系]悠・攸・由・油jiuは同声。この系統の語に、悠揚・油然の意がある。[熟語]悠闇▶・悠逸▶・悠永▶・悠裔▶・悠焉▶・悠遠▶・悠懐▶・悠隔▶・悠闊▶・悠久▶・悠夐▶・悠曠▶・悠忽▶・悠思▶・悠爾▶・悠然▶・悠短▶・悠長▶・悠逖▶・悠▶・悠繆▶・悠漫▶・悠緬▶・悠悠▶・悠容▶・悠揚▶[下接語]鬱悠・悠・悠・幽悠 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
デジタル大辞泉プラス 「悠」の解説 悠+(はるかプラス) 株式会社ぎょうせいが発行していた専門誌。校長、教頭、教務主任、研究主任などスクールリーダー向けの情報を紹介。「悠」として創刊、2007年に改称。2011年休刊。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報