悠遠(読み)ユウエン

デジタル大辞泉 「悠遠」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えん〔イウヱン〕【悠遠】

[名・形動]時間的、空間的に、はるかに遠いこと。また、そのさま。「悠遠な(の)太古を思う」
[類語]遠い遠め程遠い間遠まどお遠く遥か遥けしはるばる遠方遠隔遠路迂遠うえん絶遠遼遠長途永遠永久とわ永世常しえ常しなえ恒久悠久長久経常不変常磐永劫永代久遠無限無窮不朽万代不易万世不易万古不易千古不易久しい久しぶり久方ぶり久久しばらくぶり遠距離僻遠へきえん万里以遠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悠遠」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えんイウヱン【悠遠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 時間的・空間的に、はるか遠いこと。遠くへだたっていること。遠く久しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「年代悠遠(ユウヱン)なればいつとなくかくなり来る」(出典:授業編(1783)四)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・漸漸之石〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「悠遠」の読み・字形・画数・意味

【悠遠】ゆうえん(いうゑん)

遠くはるか。〔詩、小雅、漸漸之石〕山川悠なり 維(こ)れ其れ勞す

字通「悠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android