悠久(読み)ユウキュウ

デジタル大辞泉 「悠久」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きゅう〔イウキウ〕【悠久】

[名・形動]果てしなく長く続くこと。長く久しいこと。また、そのさま。「悠久歴史」「悠久な(の)大自然」
[類語]永久永遠とわ永世常しえ常しなえ恒久悠遠長久経常不変常磐永劫永代久遠無限無窮不朽万代不易万世不易万古不易千古不易久しい久しぶり久方ぶり久久しばらくぶり

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精選版 日本国語大辞典 「悠久」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きゅうイウキウ【悠久】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 遠い過去から遠い未来まで果てしなく続くこと。また、そのさま。永遠。
    1. [初出の実例]「則天地悠(ユウ)久之道、而施於不仁之仁」(出典太平記(14C後)四〇)
    2. 「天道の悠久にして無窮なる所也」(出典:集義和書(1676頃)一三)
    3. [その他の文献]〔礼記‐中庸〕

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普及版 字通 「悠久」の読み・字形・画数・意味

【悠久】ゆうきゆう(いうきう)

はるかに久しい。〔中庸、二十六〕厚は物を載(の)する以(ゆゑん)なり。高は物を(おほ)ふ以なり。悠久は物を以なり。厚は地に配し、高は天に配し、悠久は疆(かぎ)り無し。

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