愛おしむ(読み)イトオシム

デジタル大辞泉 「愛おしむ」の意味・読み・例文・類語

いとおし・む〔いとほしむ〕【愛おしむ】

[動マ五(四)]
かわいく思って大事にする。かわいがる。「わが子のように―・む」
かわいそうに思う。気の毒に思う。「身よりのない子を―・む」
惜しんで大切にする。「わが身を―・む」「青春を―・む」
[類語](1かわいがる慈しむ愛でる愛する寵愛/(2哀れむ思いやる思うおもんぱかほだされる痛ましい痛痛しいいたわしい可哀そう忍びない見るに忍びない見るに堪えない身につまされる不憫ふびん気の毒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む