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労しい イタワシイ

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デジタル大辞泉の解説

いたわし・い〔いたはしい〕【労しい】

[形][文]いたは・し[シク]《いたわりたくなる状態である、の意》
気の毒で同情しないではいられない。不憫(ふびん)である。「―・い身の上」
気苦労である。気づかわしい。
「願はくは、大王(おほきみ)―・しと雖(いふと)も、なほ天皇位(あまつひつぎ)即(しろしめ)せ」〈允恭紀〉
大切に思っている。いたわって大事にしたい。
「かれもこれも―・しくて、いづれも思しめし煩はれき」〈平家・八〉
病気で苦しい。
「我が身も、すこしありしよりは―・しくなりたるを」〈狭衣・一〉
[派生]いたわしげ[形動]いたわしさ[名]

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大辞林 第三版の解説

いたわしい【労しい】

( 形 ) [文] シク いたは・し
〔動詞「いたわる」の形容詞形〕
その人の境遇・立場などへの同情から気の毒に感ぜられる。ふびんだ。かわいそうだ。 「若くして御主人を亡くされお-・いかぎりだ」
骨が折れる。 「願はくは大王きみ-・しと雖も猶ほ天皇位あまつひつぎしろしめせ/日本書紀 允恭訓
肉体的に苦痛だ。 「己が身し-・しければ/万葉集 886
大切に思う。重んじて大事にする。 「なかなか-・しく、やむごとなくもてなし聞こゆるさまをまし給ふ/源氏 若菜下
[派生] -さ ( 名 )

出典|三省堂
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