デジタル大辞泉 「慈しむ」の意味・読み・例文・類語 いつくし・む【慈しむ/▽愛しむ】 [動マ五(四)]目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。かわいがって大事にする。「わが子を―・む」[補説]平安時代の「うつくしむ」が、「いつ(斎)く」への連想などの結果、語形が変化し、中世末ごろ生じた語。[可能]いつくしめる[類語]かわいがる・いとおしむ・愛でる・愛する・寵愛 うつくし・む【▽慈しむ/▽愛しむ】 [動マ四]かわいがる。いつくしむ。大切にする。うつくしぶ。「憎げなる稚児ちごを、己おのが心地の愛かなしきままに、―・み、愛しがり」〈枕・九六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例