慮る(読み)オモンパカル

デジタル大辞泉 「慮る」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慮る」の意味・読み・例文・類語

おもん‐ぱか・る【思量・慮】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おもいはかる」の変化した語。「おもんはかる」「おもんばかる」とも ) 深く考える。思い巡らす。
    1. [初出の実例]「方を慮(オモムハカル)、方を恐る、恐る所将に恐るべし」(出典:文鏡秘府論保延四年点(1138)北)
    2. 「我心にしあんし、をもんばかることを、みだれぬやうにととのふるを、斉といふなり」(出典:寸鉄録(1606))

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