デジタル大辞泉 「慮る」の意味・読み・例文・類語 おもん‐ぱか・る【▽慮る】 [動ラ五(四)]《「おもいはかる」の音変化。「おもんばかる」とも》周囲の状況などをよくよく考える。思いめぐらす。「相手の体面を―・る」[類語]思う・思い遣る・哀れむ・いとおしむ・ほだされる・痛ましい・痛痛しい・いたわしい・可哀そう・忍びない・見るに忍びない・見るに堪えない・身につまされる・不憫ふびん・気の毒・忖度・推察・拝察・高察・賢察・明察・憫察びんさつ・推測・推量・推考・端倪たんげい・邪推・類推・酌量・了察・推認・推断・推定・斟酌しんしゃく・憶測・配慮・揣摩しま・揣摩憶測しまおくそく・察し・心配り・気配り・心遣い・気遣い・推し量る・酌む・酌み取る・思い做なし・思い做なす・勘繰る・推し当てる・心当て・気を回す・見越す・察する・感じ取る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「慮る」の意味・読み・例文・類語 おもん‐ぱか・る【思量・慮】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おもいはかる」の変化した語。「おもんはかる」「おもんばかる」とも ) 深く考える。思い巡らす。[初出の実例]「方を慮(オモムハカル)、方を恐る、恐る所将に恐るべし」(出典:文鏡秘府論保延四年点(1138)北)「我心にしあんし、をもんばかることを、みだれぬやうにととのふるを、斉といふなり」(出典:寸鉄録(1606)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例