デジタル大辞泉 「痛痛しい」の意味・読み・例文・類語 いたいた‐し・い【痛痛しい】 [形][文]いたいた・し[シク]気の毒で見ていられないほど、かわいそうである。大層いたましい。「全身を覆う白い包帯も―・い」[派生]いたいたしげ[形動]いたいたしさ[名][類語]気の毒・可哀相・不憫・哀れ・痛ましい・残酷・残虐・残忍・苛酷・酷・暴虐・陰惨・悲惨・凄惨・惨憺・無残・酷ひどい・惨むごい・惨たらしい・見るに忍びない・目も当てられない・血なまぐさい・酸鼻・罪・冷酷・冷血・血も涙もない・酷薄・暴戻ぼうれい・凄愴せいそう・惨烈・酷烈・戦慄・惨劇・猟奇・猟奇的・嗜虐しぎゃく・嗜虐しぎゃく的・すさまじい・グロテスク・阿鼻叫喚・目を背ける・哀れむ・思いやる・思う・慮おもんぱかる・いとおしむ・ほだされる・いたわしい・忍びない・見るに堪えない・身につまされる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「痛痛しい」の意味・読み・例文・類語 いたいた‐し・い【痛痛・傷傷】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]いたいたし 〘 形容詞シク活用 〙 ( いたましい意の形容詞「いたし」の語幹を重ねて、意味を強めたもの )① 非常にかわいそうだと感じられるさまである。見ていて気の毒に思う状態である。たいへん哀れである。[初出の実例]「そこぶるはやくいたいたしくひくべきなり」(出典:胡琴教録(13C初)下)「可愛(かはい)の形(なり)や、いたいたしや」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)道中双六)② 程度のはなはだしいさま。大層。[初出の実例]「よい酒をすごいていたいたしう飲で」(出典:玉塵抄(1563)四六)痛痛しいの派生語いたいたし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙痛痛しいの派生語いたいたし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by