慈観寺(読み)じかんじ

日本歴史地名大系 「慈観寺」の解説

慈観寺
じかんじ

[現在地名]尾道市長江一丁目 寺町

妙宣(みようせん)寺東隣にあり、欣求山安養院と号し、時宗。本尊阿弥陀如来。貞治四年(一三六五)慈観の開基で、栗原(くりはら)村に創建。元和八年(一六二二)六世慈眼のとき現在地に移転再建。現在の本堂は町年寄橋本竹下が天保五年(一八三四)に起工し、この年の大飢饉の救済に難民を人夫に雇って工事をし、同八年に完成したものと伝える。


慈観寺
じかんじ

[現在地名]下部町道

道(みち)集落北東の山腹にある。巌竜山と号し、曹洞宗。本尊聖観音。行基開創と伝え、神亀五年(七二八)とも(寺記)、天平勝宝年中(七四九―七五七)ともいう(甲斐国志)。貞治六年(一三六七)に南明(なんめい)寺(現増穂町)の雪山玄杲が曹洞宗寺院として再興、一時衰微していたが、月谷玄宝(永享七年没)が復興したという(甲斐国志)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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