戒牒(読み)かいちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「戒牒」の解説

戒牒
かいちょう

僧尼授戒の証明文書。初めは受戒の際にただ三師七証の十師の牒のみを授けたが,のちに種々の疑義と弊害が生じたので戒牒の終りに人の署名省印を付して官の証明書とするようになった。また授戒僧尼の死後は,これを国庫に納めることとした。明治以後は各宗の管長に一任された。

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精選版 日本国語大辞典「戒牒」の解説

かい‐ちょう ‥テフ【戒牒】

〘名〙 仏語。僧尼が戒を受けたのち、その事実の証明として交付される公文書度牒(どちょう)。〔三代格‐二・貞観一六年(874)四月一五日〕
※夜鶴庭訓抄(懐中抄)(1170頃)「出家して戒牒と申ものあり」

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