押え込む(読み)オサエコム

デジタル大辞泉 「押え込む」の意味・読み・例文・類語

おさえ‐こ・む〔おさへ‐〕【押(さ)え込む】

[動マ五(四)]
相手を押さえて動けなくする。また、物事表面に出ないようにする。「ひったくりを―・む」「社外への発表を―・む」
柔道で、「押さえ込み」の技をかける。
[類語]押さえる押さえ付ける押し付けるねじ伏せる組み伏せる組み敷く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押え込む」の意味・読み・例文・類語

おさえ‐こ・むおさへ‥【押込・抑込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. おさえて動けないようにする。
    1. [初出の実例]「彼はまるで獲物を捕った虎のやうに刳物台(くりものだい)を抑へ込んでしまってゐる」(出典温泉(1930)〈梶井基次郎〉一)
  3. 柔道で、相手に「おさえこみ」のわざをかける。
    1. [初出の実例]「私は勇敢に立ち向かふが、直ぐ寝業に押へこまれる」(出典:澪標(1960)〈外村繁〉)
  4. 野球で、投手が好投して相手の打撃を封じる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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