コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

捨閉閣抛 シャヘイカクホウ

2件 の用語解説(捨閉閣抛の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しゃへい‐かくほう〔‐カクハウ〕【捨閉閣×抛】

浄土宗の開祖法然が、阿弥陀仏以外の仏に対する功徳行を捨て、閉じ、自力を閣(さしお)き、抛(なげう)って念仏に帰せよと説いたもの。念仏以外の自力の修行を排撃したものとして、日蓮浄土宗批判の標語とした。
捨てることを修飾していう語。
「有難き道を―と捨つるはいかに」〈浮・禁短気・二〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

しゃへいかくほう【捨閉閣抛】

〘仏〙 浄土門と正行をすすめ他の行を捨てよという法然の考えを日蓮が整理し、その考えを批判する際に用いた語。
〔「捨閉閣抛」の四字がいずれも捨てる意であることから〕 「捨てる」の修飾語に用いる。 「一切衆道の有難き道を-と捨つるはいかに/浮世草子・禁短気」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

捨閉閣抛の関連キーワード阿弥陀仏浄土宗雑行知恩院南無阿弥陀仏阿弥陀号他阿弥陀仏鎮西派本堂大原談義

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone