排尿障害を来す薬剤

六訂版 家庭医学大全科 「排尿障害を来す薬剤」の解説

排尿障害を来す薬剤
(男性生殖器の病気)

 副作用として排尿障害を来す可能性のある薬剤を以下に示します。前立腺肥大症の人が他の疾患で新たに薬の処方を受ける場合には、前立腺肥大症であることを伝えて排尿障害を起こさない薬剤を処方してもらってください。

・感冒薬(市販されているかぜ薬のほとんどに排尿障害がみられます)

抗ヒスタミン薬鼻炎皮膚炎などアレルギー疾患に対して処方されます)

パーキンソン病治療薬

抗うつ薬などの向精神薬

頻尿、尿失禁治療

消化管鎮痙(ちんけい)薬(胃腸の痛み止めです。消化管の検査の前にも使います。下痢止め吐き気止めとして処方されることもあります)

精神安定薬睡眠薬

抗不整脈薬

気管支拡張薬(気管支喘息(ぜんそく)の治療で処方されます)

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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