搾菜(読み)ザーサイ

デジタル大辞泉 「搾菜」の意味・読み・例文・類語

ザーサイ【搾菜/榨菜】

《〈中国語〉》カラシナの栽培変種の球茎を、とうがらしと塩を用いて漬けた漬物中国重慶市や四川省の特産。ザーツァイ。

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精選版 日本国語大辞典 「搾菜」の意味・読み・例文・類語

ザー‐サイ【搾菜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国語から ) 中国、四川省特産の漬け物高菜に似た菜の茎のこぶの部分を、唐辛子をきかせて塩づけにしたもの。四川づけ。
    1. [初出の実例]「中華料理店は何軒もあるが搾菜をだしてくれるのはここだけである」(出典:輝ける闇(1968)〈開高健〉)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「搾菜」の解説

ザーサイ【搾菜 (中国)】

中国四川(しせん)省特産の漬物。からし菜の一種の青菜頭(チンツァイトウ)という野菜の茎の下部についたこぶ状の部分を、とうがらしをきかせて塩漬けにしたもの。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「搾菜」の解説

搾菜 (ザーサイ)

学名Brassica ×juncea var.tsatsai
植物。アブラナ科園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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