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新実在論 しんじつざいろん New Realism

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新実在論
しんじつざいろん
New Realism

20世紀初頭にアメリカでは,W.モンタージュ,R.ペリー,E.ホルト,W.ピトキン,E.スポールディング,W.マービンの共著『6人の実在論者のプログラムと第一の政策』 (1910) で顕在化し,『新実在論』 (12) でその名を得た運動で,イギリスの T.ヌウン,B.ラッセル,G.ムーアらの動きと呼応し,両グループまた個人間の考えの違いをこえて,観念論に反対し真正な哲学を形成するとともに科学との新たな結合を試みた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

新実在論
しんじつざいろん

20世紀初頭のイギリスやアメリカで、19世紀の観念論の傾向への批判として登場した実在論の動向をいう。イギリスではケンブリッジ分析学派ムーアラッセル)の実在論をさすが、アメリカではとくに共同論集『新実在論』The New Realism(1912)を刊行したメンバー(ペリー、スポールディングら6人)の主張をいう。後者は、抽象的対象をも含む、意識から独立した広義の客観と主観との外的関係において認識は成り立つと考える。[杖下隆英]

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世界大百科事典内の新実在論の言及

【ペリー】より

…1936年度のピュリッツァー賞受賞)の著者としてもよく知られている。ペリーの哲学的立場はみずから〈新実在論〉と称しているもので,論理学,数学および自然諸科学において究明される実体は心的なものではなく,認識する精神とは独立に存在し,それらの実在性は認識のされ方にはまったく依存しないと説く。ペリーらの新実在論運動は伝統的観念論哲学を激しく攻撃し,さらにプラグマティズム運動とも批判的にかかわりながら,〈アメリカ哲学の黄金時代〉を飾った。…

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