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方等 ホウドウ

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デジタル大辞泉の解説

ほう‐どう〔ハウ‐〕【方等】

《〈梵〉vaipulyaの訳。方広とも訳す。方正にして平等の意。音写は毘仏略》仏語。
大乗の教え。また、大乗経典。
方等経」に同じ。
方等時」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

ほうどう【方等】

〘仏〙 〔 vaipulya「広大」の意〕 大乗の教え、あるいは大乗経典のこと。方広。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

方等
ほうとう

仏教で、大乗の経典をさす。方広ともいう。原語はサンスクリット語でバイプルヤvaipulyaである。本来、「広い」とか「大きい」とかの意味をもつにすぎないが、大乗では非常に重要な意味をもつように喧伝(けんでん)されている。それは方等が、仏所説や如来(にょらい)所説の十二部経(じゅうにぶきょう)の一とせられ、後世に製作された大乗経典が、十二部経の方等にあたり、したがって大乗経典は仏説であると主張されたためであろう。すなわち、パーリ語の九分(くぶん)教ベーダッラvedalla(教理問答)のかわりに、サンスクリット語の十二分教ではバイプルヤvaipulya(方等)と置き換え、このバイプルヤがすなわち大乗の経典をさすとする。後世発達した経典の権威づけのために、九分十二分教の転釈が行われたとみられる。[前田惠學]

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