日本高周波鋼業(読み)にっぽんこうしゅうはこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本高周波鋼業」の意味・わかりやすい解説

日本高周波鋼業
にっぽんこうしゅうはこうぎょう

特殊鋼メーカー。 1950年前身である日本高周波重工業の整備計画に基づいて設立。高周波電源応用の電気炉による低品位鉱石,砂鉄精錬,特殊鋼の生産を行う。 51年砂鉄鋼業を買収し砂鉄電気銑を製造開始。 55年神戸製鋼所の資本参加を得る。砂鉄を主原料とする軸受鋼材,鋼線工具鋼などが主力製品。売上構成比は,特殊鋼 76%,鋳鉄 15%,工具類9%。年間売上高 321億 9400万円 (連結。うち輸出9%) ,資本金 135億 900万円,従業員数 838名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本高周波鋼業」の解説

日本高周波鋼業

正式社名「日本高周波鋼業株式会社」。英文社名「Nippon Koshuha Steel Co., Ltd.」。鉄鋼業。昭和25年(1950)設立。本社は東京都千代田区岩本町。神戸製鋼所子会社の特殊鋼製造会社。工具鋼・ステンレス鋼・特殊合金などが主力。とくにベアリング用鋼で大手東京証券取引所第1部上場。証券コード5476。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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