日立マクセル(読み)ひたちマクセル(その他表記)Hitachi Maxell, Ltd.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日立マクセル」の意味・わかりやすい解説

日立マクセル
ひたちマクセル
Hitachi Maxell, Ltd.

日立系の電池,光学部品メーカー。1961年日東電気工業(→日東電工)から乾電池磁気テープ部門のマクセル電気工業(1960登記)が分離独立して創業。1964年現社名に変更。1969年にマクセル・コーポレーション・オブ・アメリカ,1976年にマクセル・ヨーロッパ,1980年にマクセル・ユーケーなど関係会社を設立。オーディオ・ビデオテープなどの磁気テープ,フロッピーディスク磁気カードなどのエレクトロニック機材,各種の電池をおもに製造,販売。まんがビデオでコンテンツ市場にも進出した。近年光ディスクリチウムイオン電池などの二次電池が急成長している。2010年グループ再編のため日立製作所完全子会社となったが,2014年東京証券取引所に再上場した。

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百科事典マイペディア 「日立マクセル」の意味・わかりやすい解説

日立マクセル[株]【ひたちマクセル】

ビデオ,音楽テープ,電池などで知られる大手メーカー。カセット・ビデオ用磁気テープでも上位日立製作所系。1960年日東電気工業(現日東電工)の乾電池・磁気テープ部門を分離し,マクセル電気工業として設立。1964年現社名に変更。近年は電池ではリチウムイオン電池・ニッケル水素蓄電池に,情報メディアでは光ディスク等に注力。今後はコンピュータテープが主流に。2010年上場廃止後日立製作所の完全子会社となる。本社東京。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日立マクセル」の解説

日立マクセル

正式社名「日立マクセル株式会社」。英文社名「Hitachi Maxell, Ltd.」。電気機器製造業。昭和35年(1960)「マクセル電気工業株式会社」設立。同39年(1964)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区飯田橋。電気機器メーカー。コンピューターテープ・放送用ビデオテープ・DVDなど情報メディアが主力ほかにリチウムイオン電池・光学部品など。東京証券取引所第1部上場。証券コード6810。

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