日立電線(読み)ひたちでんせん(その他表記)Hitachi Cable, Ltd.

百科事典マイペディア 「日立電線」の意味・わかりやすい解説

日立電線[株]【ひたちでんせん】

日立製作所系列の電線メーカーで電線業界3位。日立御三家の一つ。1918年日立製作所が電線工場を新設。その後,製造品目を拡大。1956年日立製作所から分離・独立し,日立電線として設立。日立製作所と組み,光通信の第3勢力を形成伸銅品など非電線部門も強化。2002年,花島電線を完全子会社化。次世代高速メモリー用部材などに注力。本社東京,工場日高,豊浦ほか。2011年資本金259億円,2011年3月期売上高4192億円。売上構成(%)は,電機・産業システム56,情報システム10,半導体材料6,金属材料20,販売会社9。海外売上比率28%。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「日立電線」の解説

日立電線

正式社名「日立電線株式会社」。英文社名「Hitachi Cable, Ltd.」。非鉄金属工業。昭和31年(1956)設立。本社は東京都台東区浅草橋。日立製作所子会社の電線製造会社。前身は日立製作所の電線工場。情報ネットワーク関連機器や電子部品材料なども手がける。平成25年(2013)日立金属合併上場廃止。東京証券取引所第1部・大阪証券取引所第1部旧上場

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日立電線」の意味・わかりやすい解説

日立電線
ひたちでんせん
Hitachi Cable, Ltd.

2013年日立金属吸収合併された電線メーカー。1918年に始まった日立製作所の電線事業に関する一切を継承して 1956年に設立。電力ケーブル,光ファイバケーブル,裸線巻線絶縁線など各種の電線のほか伸銅品,工業用ゴム製品などを生産した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android