日本歴史地名大系 「日野江城跡」の解説
日野江城跡
ひのえじようあと
〔有馬氏歴代〕
建保年間(一二一三―一九)に有馬氏(はじめ有間氏とも)初代の経澄が築城したと伝えるが(有馬家譜)、城館の形式から南北朝期の築城ともいう。有馬貴純の時代には島原半島をほぼ支配下に置き、文明六年(一四七四)大村純伊を攻撃してこれを追放し、明応二年(一四九三)には平戸の松浦弘定を
天正五年(一五七七)一〇月龍造寺隆信が
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報