(読み)コウ

デジタル大辞泉 「昂」の意味・読み・例文・類語

こう【昂】[漢字項目]

人名用漢字] [音]コウカウ)(慣) [訓]あがる
高くなる。上昇する。「昂進昂騰
感情たかぶる。「昂然昂奮昂揚激昂軒昂
[名のり]あき・あきら・たか・たかし・のぼる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「昂」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 8画

[字音] コウ(カウ)
[字訓] あがる・たかい・たかぶる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(こう)。は仰の初文で、上を仰ぐ意。〔説文新附〕七上に「擧(あが)るなり」とあり、日の上る意とするが、昂然・激昂のように、心気の高ぶりをいうことが多い。意気のさかんなことを軒昂という。

[訓義]
1. あがる、たかい。
2. たかぶる、意気があがる。

[古辞書の訓]
名義抄〕昂 ノゾム・アフグ・アガル・サカユ/低昂 タリアガル

[熟語]
昂気・昂貴昂屹昂激昂昂・昂首昂霄昂聳・昂然・昂爽・昂蔵昂黛・昂低・昂騰・昂鼻・昂奮・昂揚
[下接語]
巍昂・激昂・軒昂・低昂・踊昂

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android