基準面(読み)キジュンメン

大辞林 第三版の解説

きじゅんめん【基準面】

山の高さや海の深さを地図・海図上に示す場合の、それぞれの基準となる面。日本では山の高さは平均水面、海の深さはほぼ最低低潮面を基準面としている。水準面。水準基準。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

基準面
きじゅんめん
datum level

高さを測る基準となる面、すなわちゼロメートルの海面であるが、場所によりまた目的によって基準面のとり方は異なる。日本では陸上の測量には東京湾平均海面が用いられるが、水深の基準面は各港湾での潮位観測から求められた最低水位が用いられる。各河川工事については、それぞれの河口での低水位を独立に基準面にとっていることが多い。
 距離や面積を計算・表示する際に基準とする面をさすこともある。[尾崎幸男・辻 宏道]

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精選版 日本国語大辞典の解説

きじゅん‐めん【基準面】

〘名〙
高低を比較するときの基準となる面。
② 山や陸地の高さ、海や湖沼の深さなどを測るときの基準となる面。海図の基本水準面、陸地の標高を決める東京湾中等潮位、大阪地方で用いる O.P. (Ōsaka Peil) などがある。
浸食作用の及ぶ下限に相当する水準。河食では海面、氷食では雪線が基準面となる。

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