春日の神木(読み)カスガノシンボク

デジタル大辞泉 「春日の神木」の意味・読み・例文・類語

かすが‐の‐しんぼく【春=日の神木】

神霊が宿るとされた春日神社の榊さかき。平安末期から室町時代にかけて、興福寺の大衆だいしゅが朝廷の処置などに不満があるときに、春日神社の神人とともにこれを担いで京都に強訴するのが例であった。これを神木入洛しんぼくじゅらくという。

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関連語 サカキ 実例

精選版 日本国語大辞典 「春日の神木」の意味・読み・例文・類語

かすが【春日】 の 神木(しんぼく)

  1. 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷の春日大社に対する処置に対して不満がある時に、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。
    1. [初出の実例]「被レ立二三社奉幣使一。〈春日。大原野。吉田。〉依二春日神木御帰坐事一也。殿上侍臣為レ使」(出典:百練抄‐嘉禎二年(1236)二月二七日)

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