ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「昭訓門院」の意味・わかりやすい解説
昭訓門院
しょうくんもんいん
[没]延元1=建武3(1336).6.26. 京都
亀山天皇の後宮藤原瑛子。父は太政大臣藤原実兼,母は内大臣源通成の娘。正安3 (1301) 年亀山法皇の仙洞に入侍して,従三位,次いで准三宮となり,院号宣下を受けて昭訓門院と号した。恒明親王はその所生である。嘉元3 (05) 年法皇の死後,尼となり真性覚と称した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報