暁星(読み)ギョウセイ

デジタル大辞泉 「暁星」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐せい〔ゲウ‐〕【暁星】

夜明けの空に消えずに残っている星。
明けの明星みょうじょう金星
[類語]明星宵の明星明けの明星一番星

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暁星」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐せい ゲウ‥【暁星】

〘名〙
① 夜明けの空に消え残る星。晨星(しんせい)
※本朝無題詩(1162‐64頃)五・暮秋即事〈中原広俊〉「蘆花千片擁秋雪。菊蘂数叢留暁星
② 夜明けの空には星の見えるのがまばらなところから、数の少ないもののたとえ。暁天の星。
③ (金星は夜明けに東の空で強い光を放つところから) 夜明けに見える金星。明けの明星。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉四「金星は白色の光あり、これを、暁星又は夕星といふ」

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普及版 字通 「暁星」の読み・字形・画数・意味

【暁星】ぎようせい

明けがたの星。

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