20世紀日本人名事典 「木内錠子」の解説 木内 錠子キウチ テイコ 明治・大正期の小説家 生年明治20(1887)年7月31日 没年大正8(1919)年9月11日 出生地東京小石川区(現・東京都新宿区) 学歴〔年〕日本女子大学国文学部〔明治40年〕卒 経歴明治40年に日本女子大学国文学部を卒業し、雑誌「婦人世界」の記者となる。その傍ら、文豪幸田露伴に師事して小説を修業。43年には「ホトトギス」に「をんな」を発表したが、発売禁止となった。44年婦人運動家の平塚らいてうらとともに青鞜社の発足に参加し、初期の「青鞜」に小説を寄稿した。のち青鞜社を離れ、大正6年に文部省検定に合格してフランス語教師に転身。その間にも劇作家を目指して文筆活動を続けるが、大正2年32歳の若さで死去。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木内錠子」の解説 木内錠子 きうち-ていこ 1887-1919 明治-大正時代の小説家。明治20年7月31日生まれ。40年実業之日本社にはいる。幸田露伴に師事。43年「ホトトギス」に「をんな」を発表したが,発売禁止となる。44年平塚らいてうらと「青鞜(せいとう)」の発起人となる。大正8年9月11日死去。33歳。東京出身。日本女子大卒。名はてい,てい子,錠ともいう。筆名は一宮滝子。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by