近世活字版とも。江戸~明治期,とくに木製活字による私家版的出版物をいう。木製活字による印刷は簡便で速いことから急速に普及し,17世紀前半の古活字版全盛の時代をもたらした。しかし出版業は,企業としての規模の拡大とともにその限界から版木による印刷に切り替えたため,その後,木製活字は主として私家版に活用され,明治期にいたった。これをとくに区別してよぶ呼称。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...