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太田全斎 おおたぜんさい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

太田全斎
おおたぜんさい

[生]宝暦9(1759)
[没]文政12(1829).6.16.
江戸時代後期の折衷派の儒学者。福山藩士。考証に詳しく,また音韻学にすぐれた業績を残した。著書『韓非子翼毳』 (21巻) ,『漢呉音図』 (3巻) 。

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デジタル大辞泉の解説

おおた‐ぜんさい〔おほた‐〕【太田全斎】

[1759~1829]江戸後期の儒学者。福山藩士。名は方(ほう)。音韻学に通じた。著「韓非子翼毳(かんぴしよくぜい)」「漢呉音図」など。また、「俚言集覧(りげんしゅうらん)」の著者ともいわれる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

太田全斎 おおた-ぜんさい

1759-1829 江戸時代後期の儒者,音韻学者。
宝暦9年生まれ。備後(びんご)(広島県)福山藩士。側用人,勝手掛,年寄格にすすむ。漢籍を研究し,木製活字による「韓非子翼毳(かんぴしよくぜい)」を自家出版した。文化3年独自の音韻論にもとづく「漢呉音図」をあらわす。文政12年6月16日死去。71歳。名は方。字(あざな)は叔亀。通称は八郎。著作はほかに「俚言集覧」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

太田全斎

没年:文政12.6.16(1829.7.16)
生年:宝暦9(1759)
江戸時代後期の漢学者。江戸の人。一説に6月12日没。名は方,経方,字は叔亀,通称は八郎。全斎と号す。家は備後福山藩(広島県)藩士。天明8(1788)年藩の文学教授となり,側用人などを経て年寄格にすすみ,文政6(1823)年に致仕。江戸詰めであったが,福山在番の際は,領内の村を巡回して忠孝の道を説いた。著述は多方面にわたり,木活字による『韓非子翼毳』は,考証学や出版史において高い評価を得,『漢呉音図』では独自の音韻論を展開。また,『諺苑』『俚言集覧』は,当時の口語研究の上で重要な資料となっている。

(高橋昌彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

おおたぜんさい【太田全斎】

1759~1829) 江戸後期の漢学者。福山藩士。名は方。「漢呉音図」は韻学書として著名。「俚言集覧」の編者とされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

太田全斎
おおたぜんさい
(1759―1829)

江戸後期の漢学者、音韻学者。名は方(ほう)、字(あざな)は叔亀(しゅくき)。代々の福山藩士の家に生まれ、のちに同藩御年寄役にまで進む。『韓非子(かんぴし)』『墨子(ぼくし)』『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』など漢学関係にも造詣(ぞうけい)が深く、数種の著述を残しているが、後世に与えた影響はおもに音韻学に関する業績によるもので、主著『漢呉音図(かんごおんず)』およびその補説『音徴不尽(おんちょうふじ)』『同(どうか)音図』『音図口義(くぎ)』はとくに著名である。また、江戸時代の俗語類を集成した『諺苑(げんえん)』およびその改編本『俚言集覧(りげんしゅうらん)』の著者としても知られている。[沼本克明]

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世界大百科事典内の太田全斎の言及

【契利斯督記】より

…初代の宗門改役井上政重が後任の北条正房に引き継いだ折の留書や禁教法令などをもとに1797年(寛政9)福山藩儒学者太田全斎が編集した記録書。上下2冊。…

【国語学】より

字音仮名遣いの歴史主義は,この伝統を学問的に合理化しようとしたものである。かくて,宣長をうけて太田全斎が《漢呉音図》を著したのは,このような伝統を理論的におし進めたものである。全斎にもとづいて,白井寛蔭は,《音韻仮字用例》を著した。…

【俚言集覧】より

…太田全斎編の国語辞書。26巻。…

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