本場黄八丈(読み)ほんばきはちじょう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「本場黄八丈」の解説

本場黄八丈[染織]
ほんばきはちじょう

関東地方東京都の地域ブランド。
東京都八丈町で製作されている。八丈島で自生する草木原料とする天然染料を使用した絹織物。黄・樺・黒の三色が主体。八丈固有の風土なかから生まれた染めと織りが特徴。竪縞格子縞などの織物は、手織りでつくられる。東京都伝統工芸品。1977(昭和52)年10月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「本場黄八丈」の解説

本場黄八丈

東京都、伊豆諸島の八丈島で生産される伝統的な絹織物。島に自生する植物煮汁で染めた黄・樺(茶色)・黒の三色の糸を、縞や格子模様に織り上げる。製造歴史江戸時代に遡り、島名の由来でもある。国指定伝統的工芸品。

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