デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本松斎一鯨」の解説
本松斎一鯨(初代) ほんしょうさい-いっけい
幕臣。初代松養斎一伯に遠州流華道をまなび,のち初代本松斎一得(いっとく)の高弟として活躍。同門の松岳斎一景(いっけい)が2代一得をついだため,別派をたて一鯨を名のった。弘化(こうか)4年1月24日死去。江戸出身。姓は興津(奥津),通称は健之助。
本松斎一鯨(2代) ほんしょうさい-いっけい
幕臣。初代本松斎一鯨に遠州流華道をまなぶ。はじめ3代松養斎一伯と称したが,のち本松斎をつぎ,2代一鯨を名のった。嘉永(かえい)4年9月14日死去。江戸出身。姓は宇都宮。通称は金右衛門。別号に巴鶴。