本松斎一鯨(読み)ほんしょうさい いっけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本松斎一鯨」の解説

本松斎一鯨(初代) ほんしょうさい-いっけい

?-1847 江戸時代後期の華道家。
幕臣。初代松養斎一伯に遠州流華道をまなび,のち初代本松斎一得(いっとく)の高弟として活躍同門の松岳斎一景(いっけい)が2代一得をついだため,別派をたて一鯨を名のった。弘化(こうか)4年1月24日死去。江戸出身。姓は興津(奥津),通称は健之助。

本松斎一鯨(2代) ほんしょうさい-いっけい

?-1851 江戸時代後期の華道家。
幕臣。初代本松斎一鯨に遠州流華道をまなぶ。はじめ3代松養斎一伯と称したが,のち本松斎をつぎ,2代一鯨を名のった。嘉永(かえい)4年9月14日死去。江戸出身。姓は宇都宮。通称は金右衛門。別号に巴鶴。

本松斎一鯨(3代) ほんしょうさい-いっけい

?-1867 江戸時代後期の華道家。
田安家家臣。2代本松斎一鯨に遠州流華道をまなぶ。5代松養斎一伯と称し,のち本松斎をつぎ,3代となった。慶応3年6月25日死去。江戸出身。本姓清水。姓は宿谷。通称は詮之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android