本間金之助(読み)ホンマ キンノスケ

20世紀日本人名事典 「本間金之助」の解説

本間 金之助
ホンマ キンノスケ

明治・大正期の実業家,政治家 第四十八銀行頭取;貴院議員。



生年
弘化2年2月10日(1845年)

没年
昭和4(1929)年1月14日

出生地
出羽国湯沢(秋田県湯沢市)

旧姓(旧名)
山内

経歴
生地の湯沢で漢学者の芳賀修介に学ぶ。明治2年秋田藩の御用商人である本間家養子となる。家業小間物屋を継ぎ、一時は出版業も兼ねた。28年本誓寺の僧・笹原貫軒の発案により、貧しい家の子供たちのために私立福田小学校を開設した。のち銀行業にも携わり、第四十八銀行及び秋田貯蓄銀行頭取や貴院議員を歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本間金之助」の解説

本間金之助 ほんま-きんのすけ

1845-1929 明治-大正時代の実業家。
弘化(こうか)2年3月10日出羽(でわ)湯沢(秋田県)に生まれ,久保田藩の御用商人本間家の養子となる。明治28年まずしい家庭の子らのため私立の福田(ふくでん)小学校を設立。第四十八銀行,秋田貯蓄銀行の頭取などをつとめた。貴族院議員。昭和4年1月14日死去。85歳。本姓は山内。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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