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杉木望一 すぎき もいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

杉木望一 すぎき-もいち

1586-1643 江戸時代前期の俳人。
天正(てんしょう)14年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)山田の人。伊勢神宮の御師(おんし)(神職)の杉木氏の一族。盲人で官位は勾当(こうとう)。荒木田守武(あらきだ-もりたけ)の俳風をしたう。伊勢俳壇の指導的立場にあった。寛永20年11月4日死去。58歳。名は「もういち」ともよみ,望都,茂都ともかく。句集に「望一千句」「望一後千句」など。
【格言など】乗うつる人玉ならし蓮の露(「犬子(えのこ)集」)

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大辞林 第三版の解説

すぎきもいち【杉木望一】

1586~1643) 江戸前期の俳人。伊勢神宮神楽職の家に生まれ、盲人で勾当こうとうの官を得た。初期伊勢俳壇の有力な指導者で、貞徳・重頼らと交流。

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世界大百科事典内の杉木望一の言及

【望一】より

…江戸前期の俳人で,伊勢俳壇の指導者。〈もういち〉ともいい,望都,茂都とも記す。姓は杉木。伊勢山田の人,また一志の人とも。伊勢神宮の師職家中でも文芸愛好者の多い杉木一族に生まれ,盲人で勾当(こうとう)の官位を得た。作風は平凡だが,その《伊勢俳諧大発句帳》が《犬子(えのこ)集》の基盤をなすなど俳諧史的意義は軽視できない。作品は《望一千句》(1649),《望一後千句》(1667)など。〈花に来ぬ人笑ふらし春の山〉(《毛吹草》)。…

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